12ハウス続き
⑪リーディングの途中で
「あの人も同じことを言っていた。やはり本当に視えていたんだ」と
驚かれることがあります。
<あの人>とは霊能者のことで、
霊視が当たっているか占星術で検証しようとする人が
たまにいらっしゃいます。
不思議と符合することが多く
「すごい(霊能者さんが)」と驚かれます。
もちろん霊視と占星術による予言が一致しても、はずれることがあります。
霊能者にはビジョンが視えているのでしょうが
占星術ではシンボリックな情報を類推による積み重ねで解釈します。
霊視の内容と符合する情報は、12ハウスやノード関連から
引いてくることが多いです。
前世やカルマといった客観性の欠いた拡張解釈にもなりやすく
注意が必要だと感じています。
「あの人も同じことを言っていた。やはり本当に視えていたんだ」と
驚かれることがあります。
<あの人>とは霊能者のことで、
霊視が当たっているか占星術で検証しようとする人が
たまにいらっしゃいます。
不思議と符合することが多く
「すごい(霊能者さんが)」と驚かれます。
もちろん霊視と占星術による予言が一致しても、はずれることがあります。
霊能者にはビジョンが視えているのでしょうが
占星術ではシンボリックな情報を類推による積み重ねで解釈します。
霊視の内容と符合する情報は、12ハウスやノード関連から
引いてくることが多いです。
前世やカルマといった客観性の欠いた拡張解釈にもなりやすく
注意が必要だと感じています。
⑫長年鑑定をしていて、木星はどこにあるより
12ハウスにあるのがいちばん良いと考えるようになりました。
陰徳であったり、誰かの祈りであったり、あるいはその人自身の
慈悲深さによって、無意識のうちに助けられたり守られたりしている。
困難な状況に陥っても神や先祖の加護があり、
最悪の事態から救われるようになっている。
12ハウスにあるのがいちばん良いと考えるようになりました。
陰徳であったり、誰かの祈りであったり、あるいはその人自身の
慈悲深さによって、無意識のうちに助けられたり守られたりしている。
困難な状況に陥っても神や先祖の加護があり、
最悪の事態から救われるようになっている。
⑬12ハウスは病気を発症する土台や背景を指し示します。
その人自身の責任でないことの方が多い。
その人自身の責任でないことの方が多い。
⑭胎児の頃、母親が困難な体験をしていると12ハウスに土星など
シビアな天体が入ることが。
シビアな天体が入ることが。
⑮不特定多数の人の幸せに貢献する力を持つ。自己犠牲や奉仕、親切な
行為をこっそりと行う人。自分のしたことを万人に知ってもらい、感謝されよう
としない。12ハウスは「悪霊のハウス」と呼ばれますが、天使的な行いも
12ハウスの管轄です。愛と祈り、癒しの力を秘めています。
行為をこっそりと行う人。自分のしたことを万人に知ってもらい、感謝されよう
としない。12ハウスは「悪霊のハウス」と呼ばれますが、天使的な行いも
12ハウスの管轄です。愛と祈り、癒しの力を秘めています。
⑯時空、次元を超えて、知っておかなければならないことを指し示します。
とくに忘れ去られ、否定されている過去に関係し、
たった一人であっても、知っている人間がいるのといないのとでは
全く違った結果がもたらされることがあります。
とくに忘れ去られ、否定されている過去に関係し、
たった一人であっても、知っている人間がいるのといないのとでは
全く違った結果がもたらされることがあります。
⑰隠れたコミュニティと接点ができ、恩恵を受ける。
また自分自身が黒幕となって援助する。
また自分自身が黒幕となって援助する。
⑱運命学、神秘学、スピリチュアルな分野で成功しやすい。
水星があれば文筆業での成功。アスペクトが悪ければ誹謗中傷に注意。
水星があれば文筆業での成功。アスペクトが悪ければ誹謗中傷に注意。
⑲12ハウスはパートナーを司る7ハウスから数えて6番目にあたるため、
配偶者の療養生活を意味することも。療養以外でも配偶者が
引きこもる時期を持つことがあります。
配偶者の療養生活を意味することも。療養以外でも配偶者が
引きこもる時期を持つことがあります。
⑳出家願望、隠遁生活への憧れを持つ傾向。
㉑陰ながらサポートする人。あるいはサポートを必要とする。
医療や福祉関連の仕事に就く傾向。
医療や福祉関連の仕事に就く傾向。
㉒12ハウスに天体がトランシットしていたり、プログレスしている時期は
次の新しい物語(1ハウス)に進むために、人生の中で開かれたままに
なっている章を閉じる期間になります。
次の新しい物語(1ハウス)に進むために、人生の中で開かれたままに
なっている章を閉じる期間になります。
誰のホロスコープにも12ハウスはあります。
12ハウスに天体がなくても支配サインや支配星を持ちます。
どの人にも、知られたくないことや暗黙のルール、秘密の領域がありますが
当の本人でさえ目をそむけ、気づかないふりをしていることも。
12ハウスに天体がなくても支配サインや支配星を持ちます。
どの人にも、知られたくないことや暗黙のルール、秘密の領域がありますが
当の本人でさえ目をそむけ、気づかないふりをしていることも。
隠し事やトラウマ、内なる葛藤を告白することによって、心が軽くなります。
占い師は12ハウスの事柄に免疫を持ち、ジャッジはせず
思いやりと共感を持って話を聞く力がもとめられますが
12ハウス関連の強調を持つ人は適任です。
占い師は12ハウスの事柄に免疫を持ち、ジャッジはせず
思いやりと共感を持って話を聞く力がもとめられますが
12ハウス関連の強調を持つ人は適任です。
ASCにとって12ハウスは動かしがたいバックグラウンドです。
そこに光を入れることができれば、人生全体が明るく変化するでしょう。
そこに光を入れることができれば、人生全体が明るく変化するでしょう。
12ハウスはあまりに奥深いため、
梨木香歩さんの「秘密の花園ノート」から引かせて頂いて
一旦終わりにしたいと思います。
梨木香歩さんの「秘密の花園ノート」から引かせて頂いて
一旦終わりにしたいと思います。
<自分自身という屋敷の奥に、今では顔も名も知らぬ先祖から、
脈々と伝えられてきた「秘密の庭」があります。
同じくその先祖たちから、十全に使われないまま繰り越されてきた
正負さまざまな「遺産」もあります。
それらと対峙せざるをえない状況に陥るうち、主人公の世界に、
どこからか光が呼び込まれてきます。
すると、種から芽が出てくるように、埋められていた「鍵」が
―何かの必然で―地上に現れ目に留まる。
思わず屈んでそれを手にとると、呼応するごとく、
隠れていた扉にも気づいてしまう。
主人公は、どうしても、その扉を開けないわけにはいきません。
なぜなら、彼は、あるいは彼女は、その世界の「主人公」なのですから。>
脈々と伝えられてきた「秘密の庭」があります。
同じくその先祖たちから、十全に使われないまま繰り越されてきた
正負さまざまな「遺産」もあります。
それらと対峙せざるをえない状況に陥るうち、主人公の世界に、
どこからか光が呼び込まれてきます。
すると、種から芽が出てくるように、埋められていた「鍵」が
―何かの必然で―地上に現れ目に留まる。
思わず屈んでそれを手にとると、呼応するごとく、
隠れていた扉にも気づいてしまう。
主人公は、どうしても、その扉を開けないわけにはいきません。
なぜなら、彼は、あるいは彼女は、その世界の「主人公」なのですから。>
コメント
コメント一覧 (10件)
すずさん、いつもとっても興味深い情報を有難うございます☆
12ハウスは解釈が難しく、自分自身のチャートで天体が一つも入っていないこともあり、よくわからないな〜、と苦手なハウスでしたが、お陰様で雲が晴れてきました。
⑫の木星ですが、私の12ハウスのカスプが射手座なので、木星の恵みがあるという、個人セッションでのお話を思い出しました。
天体そのものが入った正真正銘のラッキ〜!でなくても、やっぱりラッキ〜!だったのですね。。。確かに篤い加護は感じています。嬉しいです。
すず先生、12ハウスに関する記事を楽しみにしていました。ありがとうございました。
12ハウスは無意識をしめしますが、かつてもうどこで読んだか忘れたのですが、無意識が美術館として、意識はそのうちの絵画1点を照らす懐中電灯の光だという例えを読んで、我が意を得たりと手を打ったことがありました。
真っ暗なルーブル美術館のようなものが自分の無意識で、実は正確に見えているのは自分が照らした懐中電灯の先しか見えていなかったら。そのうえ、真っ暗なルーブル美術館は実は地下にトンネルがあって別の真っ暗な美術館につながっているかも。っていうのが集合無意識の概念でしょうか。
見えてないところにはゴキブリがいるかもしれないし、幽霊もいるかも?!ブラックボックスに手を突っ込むような感じですよね。
「いやだな」と思った印象ですら、その美術館にシャドウとして所蔵されるようです。一瞬一瞬ジャッジしない、ということが非常に大切であるということは深くうなずきました。いつかそのシャドウが心に巣くう結核菌のようになって、過活動するときが来るとも限りません。(海王星がトランジットしてきた時に)
12ハウスをよくするために、意識に躍り出たものを掃除するつもりで奉仕活動をしています。
たぶん、膨大な広さでしょうから、お掃除は一生続けることになるのでしょうね。
>⑯時空、次元を超えて、知っておかなければならないことを指し示します。
とくに忘れ去られ、否定されている過去に関係し、
たった一人であっても、知っている人間がいるのといないのとでは
全く違った結果がもたらされることがあります。
これは誰かに暗号を伝えたい、という何らかの意思が関与しているということですよね。
12ハウスは4ハウス、8ハウスともなんとなくオーバーラップしているみたいなところがある気がして、12ハウスと4ハウスと8ハウスでは地下通路でつながっているのかも。今回ノードとの関連をご示唆いただき、非常に興味深く思いました。ありがとうございました。
☆Lさん、コメントありがとうございます。
いつもありがとうございます☆彡
射手座12ハウスはインナージャーニーの人を作るのですが
Lさんはまさにその通りの方ですね^^
12ハウスに天体がなくてもその支配星が強力な
フォーメーションを形成していたら、やはり12ハウスの
事柄が重要になってきます。
☆RINAさん、コメントありがとうございます。
12ハウスについて補足してくださってありがとうございます!
>これは誰かに暗号を伝えたい、という何らかの意思が関与してい>るということですよね。
そういった何らかの意思の存在を感じることがあります。
12ハウスのことは見えませんが、12ハウスからは全てが見えています。
>12ハウスは4ハウス、8ハウスともなんとなくオーバーラップ>しているみたいなところがある気がして、12ハウスと4ハウスと>8ハウスでは地下通路でつながっているのかも。
4ハウス、8ハウス、12ハウスは「終了のハウス」と呼ばれていて
水のサインの場所です。水脈のようにつながっているのでしょうね。
すずさんのこういう記事、大好きです☆
秘密の花園ノートにある「秘密の庭」っていいですね!
読んでいるだけで、なんだかわくわくします。
秘密の庭にぜひ行ってみたい!と思ったのですが、皆持っているものなんですよね。
私は12Hの支配星が金星で、その金星の状態は私の一番好きな感じなので、スピリチュアルに違和感もなく、何かあると、私の心の中にある秘密の庭に駆け込んでは、天使と会話していたんだと、改めて思いました。笑
どうせだったら、その庭には大好きなお花をたくさん植えて、ふわふわのお布団を置いてお昼寝がしたいです。
いつも眠いからかな・・・笑
話が逸れましたが、いつも興味深いお話を、ありがとうございます。
☆miki☆さん、コメントありがとうございます。
お返事がすっかり遅くなってすみませんでした。
いつもコメントくださってありがとう!
とても嬉しく励みになります☆
>私は12Hの支配星が金星で、その金星の状態は私の一番好きな>感じなので、スピリチュアルに違和感もなく、何かあると、私の>心の中にある秘密の庭に駆け込んでは、天使と会話していたんだ>と、改めて思いました。笑
mikiさんの金星はホントに天使がついているように思います。
改めてチャートを眺めると12h関連が強いですよね。
>どうせだったら、その庭には大好きなお花をたくさん植えて、ふ>わふわのお布団を置いてお昼寝がしたいです。
わあ、素敵ですね!私はカフェのある庭にして、美味しい紅茶と
ケーキを出してもらいたいわ~
「秘密の花園ノート」はバーネットの「秘密の花園」を梨木香歩さんが解説した本なのですが、とても良いです。
記事で引用させて頂いた部分には、こんな続きがあります。
<足を踏み入れたときの、「本当の故郷」に帰ったような気持ち!でもそこは冬の様相を呈しており、入った瞬間、あらかじめ決まっていたかのように、主人公は、自分の「なすべき仕事」を悟ります。それは自分の意思でもあり、同時に自分を通してついに何かを実現しようとする、多くの人々の意思なのかもしれません。少なくとも主人公は、おそらく生涯続く「秘密の庭」との長い長い「関わり」を――手持ちの「遺産」を使いながら――スタートさせることになるのです。
「自分だけの庭」を、育てるために。
それを、秘密の、花園とするために。
先生、昨年の甲子園での講座と電話鑑定もしていただきました者です。12ハウス射手座に4天体入っております。
>⑫長年鑑定をしていて、木星はどこにあるより12ハウスにあるのがいちばん良いと考えるようになりました。
確かに無意識のうちに助けられたり守られたりしていますね。
小さなトラブルがあったとしても大事にはいたらず、結果うまくいっています。先祖のご加護でしょうか、
射手座、しかもドミサイルで12ハウス、金星も水星も12ハウスかあと残念感を持っておりましたが、これだけ守られていることには感謝ですね。
お墓参りや日頃の感謝を。絶えず伝えておきます。
☆おんせんじまんさん、コメントありがとうございます。
いつもありがとうございます!
>確かに無意識のうちに助けられたり守られたりしていますね。
>小さなトラブルがあったとしても大事にはいたらず、結果うまく>いっています。先祖のご加護でしょうか、
そうなんですね!シェアしてくださって
ありがとうございます!
>射手座、しかもドミサイルで12ハウス、
>金星も水星も12ハウスかあと残念感を持っておりましたが、
12ハウスの解釈、悲観的なものが多いですが
希望を持てたり、自分自身が元気になるような
解釈をしていきましょうね!
すず先生こんばんは。
昨年の暮れに電話鑑定して頂いた者です。12ハウスのお話、とても興味深かったです。私の進行の月は今12ハウス通過中なのですが、鑑定の時に、1人での楽しみを充実させる事や、自分の感覚を楽しませること、引きこもって何かできたらいいということなど、色々アドバイスをありがとうございました^^
自分なりに1人で楽しめる事を探してたんですが、今年になってからタロット、オラクルカードリーディングにはまって、今は1人引きこもってカード遊びをしてる時間がとても楽しいです。
梨木香歩さんの秘密の花園ノートの文章、深くていいですね。梨木香歩さんといえば、西の魔女が死んだが大好きなんですが、思い返せば、西の魔女…も12ハウス的な物語だなと思いました。秘密の花園も子供の頃大好きだった事を思い出しました。12ハウスに金星があるので12ハウス的な物語に惹かれるのかもしれません。秘密の花園ノートは読んでないので、読んでみたくなりました。
☆ayaさん、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってすみませんでした。
>自分なりに1人で楽しめる事を探してたんですが、
>今年になってからタロット、オラクルカードリーディングに
>はまって、今は1人引きこもってカード遊びをしてる
>時間がとても楽しいです。
非日常的な時間や空間を持って、
普段は表でに出てこない部分と向き合える
と良いときです。カードリーディングは良いのでは
ないでしょうか。
>梨木香歩さんといえば、西の魔女が死んだが
>大好きなんですが、思い返せば、西の魔女…も
>12ハウス的な物語だなと思いました。
>秘密の花園も子供の頃大好きだった事を
>思い出しました。
>12ハウスに金星があるので12ハウス的な物語に
>惹かれるのかもしれません。
そうですね、「西の魔女が死んだ」は
不登校になってしまった女の子の
再生の物語で、まさに12ハウス的ですね。
療養、避難、隠遁といった12ハウスの期間は
長い人生の中で重要な意味を持ちますが
12ハウスに金星があればそこに密やかな
楽しみを見いだせるのではと思います。