第4ハウスの冥王星について

第4ハウスに冥王星がある人は
良くも悪くもルーツや場所から
深い影響を引き受ける性質を持ちます。
第4ハウスに冥王星を持つ
しんがき佐世さんが
「心の井戸の住人たち」という
エッセイで父親について
書かれています。
彼女は第4ハウスに
天秤座冥王星・月の合があり、
第1ハウス蟹座土星とスクエア。
こういった配置の人は
理不尽な親のエピソードを
持っている方が多いです。
心理占星術の大家である
故ノエル・ティル氏によると
土星-冥王星の象意は
「クローゼットの中の骸骨」を
意味するそう。
※クローゼットの中の骸骨とは、
 隠しておきたい内輪の秘密や恥のこと。
また佐世さんは逆行土星の持ち主。
逆行土星は「父親問題」を意味し、
過度に支配的であったり、
逆に頼りにならないなど
父親として子どもを愛することが
できない人物の象徴とされます。
その複雑な苦しみが、
具体的なエピソードとして描かれ
占星術的な観点からも興味深いです。
<お父さん大好き。
 お母さん大好き。
 きょうだい大好き。
 心に暗がりのない、まっすぐ明るい人。
 そんなふうにシンプルに幸せに生きたかった。
      ──中略──
 上等だ。
 カオスに幸せに生きてやる。>
親のことで「心底しんどい」思いを
されている方にとって佐世さんの言葉は
響くのでは、と思います。
是非読んでみてください。
https://tenro-in.com/mediagp/342805/
IMG_0821.JPG
なんというか、
父親を許していてえらい。
優しい。
なかなか難しいことだと思います。

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