コンポジットチャートとシナストリ―、コンパリズン、リレーションシップチャートなど。
コンポジットは
第一次世界大戦後の
ドイツで生まれた手法です。
コッホハウスシステムで著名な
ウォルタ―・コッホ博士によって
紹介されました。
占星術の歴史の中では
かなり最近のものになります。
計算方法はお互いの惑星同士を
足して2で割ります。
(複数の場合は人数で割る)
ミッドポイントの概念が
元になっています。
コンポジットの場合は
いちばん狭い内角(HN=1)の
ミッドポイントを採用します。
イコールハウスやホールサインハウス
などのハウスシステムは
コンポジットでは使えません。
占星術では相性を見る方法が
いくつかあります。
●コンパリズン
サインで見る相性。
性質が合っているかをみる。
恋愛ではタイプかどうかなど。
雑誌占いで活用される。
●シナストリ―
アスペクトで見る相性。
お互いに引き合うか反発するかなど
関係性をみる。
恋愛ではタイプでなくても
惹かれあう。
●ミッドポイント
ミッドポイントで見る相性。
お互いにどのような刺激を
与え合うかをみる。
恋愛ではスイッチをいれる。
●コンポジット
お互いのチャートを合成することで
生まれる第三の可能性。
実際に協力したり行動を共にする
ときの運命傾向が現れる。
恋愛では二人がたどるプロセス。
コンポジットとよく似た手法で
リレーションシップチャートが
あります。
ふたりの誕生日の中間の日を
第三の誕生日とし、チャートを
作成します。
意味合いとしてはコンポジットと
同じですが、コンポジットが
架空のチャートであるのに対し
リレーションシップチャートは
実際の日時でチャート作成する
という違いがあります。
先日の講座でもお話したのですが
コンポジットはトランジットが
それなりに効くように感じます。
逆に協力し合ってなかったり、
共同で何かをしていない場合、
コンポジットがそれほど
当っているという自覚が
出にくいかもしれません。
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