占星術講座19

3/14(水)は占星術講座でした。
テーマは「土星回帰」でした。
不思議なことにサンプルになってくださった方は
ASCに土星が0度の人と、MCに土星が0度の方でした。
これまでに死にたいほどの思いを乗り越えてこられていたり
死ぬかもしれなかった病を乗り越えた体験をされていました。
不思議なご縁で集い、体験を分かち合えたことを幸せに思いました。
生きていると、いろいろありますよね。
参加者の方々の土星回帰の頃の体験談をお聞きし、
改めて大切な節目であると感じました。
女性の場合はやはり結婚や出産される方が多いです。
講座ではn土星-t土星が90度を形成する
約7年半ごとの流れを追っていきました。
「石の上にも3年」といいますが
土星がひとつのサインに滞在する
約2年半に相当します。
なかなか子どもが授からなくて
あきらめかけた頃に授かるケースが
ありますが、7年~8年後であったりします。
出生の土星に対してトランジットの土星が90度になるとき
方向転換の流れがやってきます。
土星は社会的な流れを作り出します。
n土星-t土星90度が最初に形成される頃、小学校に入学し、
本格的に集団生活を体験します。
n土星-t土星が180度が高校受験の頃。
これまでの勉学の成果を刈り取り、進路を選ぶ時期です。
次の90度は大学を出て社会人になる頃です。
やはりこれまでの経験が問われる時期に当たります。
この頃n天王星-t天王星の90度も形成され、
早い結婚をする人や一人暮らしを始める人もいます。
そして1度目の土星回帰。土星意識がチャージされます。
両親の価値観から離れ、自立します。
私自身は現在42歳で、2度目のn土星-t土星の180度を迎えています。
1度目の土星回帰からの軌跡を振り返りながら
2度目の土星回帰を視野に入れ、方向を定める時期になります。
2度目の土星回帰は60歳前後、3度目は90歳前後に訪れます。
私自身については、この講座の前後で内面的なシフトチェンジがあったように
感じています。地のGとラインの影響かもしれません。
土星について考えることは、老いることの意義について考えることでした。
私は中年の危機の真っ最中ですが、
3度目のn土星-t土星の180度の頃には老年の危機ともいえる
星回りが訪れます。
老いについて考えるうちに、私の中の老人の意識に気づきました。
魂の道連れ、前世からの道連れともいえる、もう一人の私です。
おそらくずっと一緒だったのにはっきりと意識できなかった存在です。
老いとは身体的には衰えていくけれど、もうろくしないかぎり、
精神はどこまでも熟成し、本質的なものになっていくようです。
老いの境地と中年の自分の意識が混在しています。
土星のエネルギーは変遷します。最初は障壁として投影され、
その後、土星のアスペクト体験を繰り返すうちに内面に吸収されていきます。
本来、土星は弱いです。天王星、海王星、冥王星の超自然的な力には
やはり勝てません。それでも一生懸命、城壁を作って守ってきたのが
私たちの親や祖先であり、この社会=土星です。
若い頃ほど土星は壁のように立ちふさがります。
けれども、鉄壁のように感じたその壁は、
実ははかなく、けなげな存在です。
トランスサタニアン天体が、
一生懸命、積み上げた石を、賽の河原の鬼のごとく崩してしまいます。
真面目に努力を続けていても、一瞬で崩れること、報われないことがあります。
それでも、また一から石を積みます。
実がなっている姿を見ることがないとわかっていても
木の苗を植えます。
この先、いつまで生きられるか誰にもわかりません。
明日、死ぬかもしれないけれど、今日、石を積んだり
木を植えたりする意識、それが土星です。
どんなにつらく悲しくても、生きることにうんざりしていても、苦しくても、
日々の生活を営ませる力も土星です。
土星は試練を司り、同時に<時>を支配します。
電車の中でのことです。一人の70代くらいの女性が
次女をじっと見つめていました。
その悲しい目を忘れることができません。
その方が友人らしい連れの女性に、
「私、事故で初孫を亡くしたのよね」と
話されているのを耳にしました。
6歳で、お友達の家に遊びに行って、マンションのベランダから転落死した。
あんなに悲しいことはこれまで生きてきてはじめてだった。
食べることが大好きな私が、何ものどを通らなかった。すごく痩せた。
せめて病気で死ぬのなら良かった。
看病したりとか、してあげられることがいっぱいあったかもしれない。
すごく悲しかったけれど、表に出せなかった。息子夫婦が、嫁がいちばん悲しいはずだから。
新聞にも載った、その記事を切り取って、今でも肌身離さず持ち歩いている。
あのときは本当につらくて誰にも話せなかったけれど、今ではこうやって普通に話せている。
はからずして、見ず知らずの方の悲しい体験を共有することになりました。
私にはまだ孫はいませんし、そもそも孫を持つかどうかは
わかりません。なので初孫の可愛さを実感としては味わっていません。
でも、電車で偶然乗り合わせた年配の女性は
初孫の死を体験されました。
「本当につらかったけれど、時が経って、今では普通に話せている」
いつかあなたに悲しみが訪れても、きっと大丈夫だよ。
そんなメッセージとして感じられました。
「喜びも、苦しみ、悲しみも共有しよう。そして私に割り当てられた悲しみは、存分に味わおう、
そして、きっと大丈夫なのだと、これから同じ体験をするかもしれない人に教えてあげよう」
そんな風に思えました。
自分だけがつらいと思いがちですが
生きていれば、みんなそれぞれ、悲しい思い、しんどい思いをしています。
しかし今、生きていることがいつか、<大丈夫だよ>というメッセージになります。
3/14の講座のときも、
「この方たちが、生きてこられたから、こうやって話ができるのだ」と
感慨深い気持ちになりました。
土星回帰ではロングスパンの流れを見て、長期計画を立てることができます。
もちろん途中で寿命が尽きることもあるでしょう。
それでも未来のために今、木を植えて育てる幸せを味わいましょう。
19:00からの講座は天王星、海王星、冥王星の説明でした。
世代的な特徴を説明しました。
次回からは、やっとアスペクトに入れます。
今日の占星術講座のテーマは職業運の流れについて。
お会いできるのを楽しみにしています。

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コメント

コメント一覧 (11件)

  • すず先生おはようございます。
    家族が出かけて一人の休日を満喫!と思った時にすず先生の深いブログ記事に出会えて幸せです。
    世のなかの、とても生きていけないという苦しい思いも、時薬が解決してくれることがありますね。
    私も一瞬一瞬が息もできないかと思うくらいに苦しいこともありましたが、時が解決するというのは本当です。
    たいへんな占星術的事象を、後に続く苦しみを体験する方のために、私もシェアしたい気持ちになります。
    すず先生のところには、世の中の苦しいこと生き難いエピソードが集まってきて、同じ苦しみを感じている人に「大丈夫だよ」とお伝えするという大切なお役目があるのですね。
    それに耐えられるだけの精神力というのも、なかなか一朝一夕に出来上がるものではないと思っていました。
    すず先生のことは、私は出会ってすぐ位に「指輪物語の白のガンダルフ」みたいだ、と感じました。実際のすず先生とのギャップが凄かったです。内面が堂々としているのに、実際のすず先生は恥ずかしがり屋で年齢相応のかわいい女性だったからです。自分は風の要素が0で、目をつぶって感じる系のことをしますが、すず先生はちょうど老いについてお考えでいらしたのですか。
    私は精神の成熟度は微生物くらいで、すず先生には足元にも及びませんが、体は老いても年ごとに知力が増大して鋭くなっていたのを感じて居ました。
    それがちょうど3室に私はネイタル天体がオーバーロードしているのですが、T土星が入室している間のことでした。
    2年半で切り替えられてしまって残念でした。もっと土星がN太陽の上にいてほしかったというほどに楽しい時期でした。
    脳細胞は減っているはずなのに面白いですね。免疫細胞も、胸腺由来は年ごとに衰えますが、腸管免疫は年を取るほど強くなっていくらしいですよ。
    もうすぐ私はN土星にT天王星がきますが、土星とは価値観のような気がしていて、しかも親と連動している気がしています。最初のサタンリターンの時には、親の価値観で私は自我が委縮しまくっていて、性格改善に挑戦していたところでした。
    N土星ーT天王星合は脱皮というイメージもわいてきますがどうなることでしょうか。
    生きている人間にとって土星は重力に反して積みあがっていく石のような感じですね。「ブレーメン5」という漫画の岩石生物のお話をいつも思い出します。
    「積み上げていくことこそが生きること」というお話です。
    最近とあるママ友さんと教育論の小話を聞いたのですが、努力は死ぬ直前まで続けて、能力は死ぬ直前が最高でいたいものだというのが、どこかの教育論の本に書かれていたそうです。
    土星が3室を抜けてから、「死ぬ前は放物線をえがいてちょっと能力落ちる感じ」を当然のように思い描いていましたが、それではいけませんね。
    引き続き勉強を頑張っていきたいと思います。
    今日の講座、頑張ってくださいませ!

  • 本日の講座(13:00の回)を受講しました、UNOです
    (先生の正面に座っていたものです)。
    とっても分かりやすい説明で、楽しかったです!
    中でもHNは、自分では扱いなれていない分野だったので、
    勉強になりました。HNの講座などありましたら、そちらも
    受講してみたいです。
    土星といえば! ワタクシ、蠍座なもので、今年の10月には
    土星先生をお迎えすることになります。
    ただ、蠍座といいつつ、天秤座の終わりの方に、4つほど天体が
    入っていますので、土星の影響はすでに結構、受けていました
    (というか、今も受けています)。
    でも、「土」のエレメンツがひとつもない上に、N土星が「ノーアス」。
    さらに、Nチャートで、MC近く(10ハウス)に海王星という、
    「地に足をつける気がさらさらない」ようなタイプなので、この機会に
    何としても「土星」的な要素を身につけておきたいと思っています。
    「土星」の影響をよい形に昇華させるコツなんて、ありますか???
    これからも、ブログ、講座などなど、楽しみにしてます♪ ではでは!

  • こんにちは。
    はじめてコメントいれさせていただきました。
    私も昨日、午後の部に参加させていただきまして、楽しい時間を過ごす事ができました。
    深いリーディングで、本当に勉強になりました。どうもありがとうございました。
    私は太陽・山羊で土星がコンタクト取っていることもあり、土星慣れしている部分もある感覚はあるのですが、私のASCが蠍で今年ASCに土星がかかってくるので、ちょっぴりドキドキしていました。
    もう既に土星の影響かな?っ思うのは、やたらお部屋を片付けては物を捨てたりしていて、これから蠍に入る前の準備なのかなって思ったりしています。
    ASC・土星で大変そうだなっていう方たちが多かったせいか、コワイ反面、すず先生の土星の記事を読んで、なんだか勇気が出てきました!☆
    これからの将来に向けての一通過点として、土星の世界にどっぷり浸ってその先につながる自分自身を見てみたいと思いました。
    私の場合、海王星の影響も今すごく受けているので、土星と海王星でどうなっちゃうんだろうーっても思いますが。笑
    それにしても星は深いですね。遠く遠く離れたところから送ってくれる星たちの輝きを、私も大切に受け止めていきたいなって思いました。
    私もまた、ブログや講座、楽しみにしていますね♪

  • ☆RINAさん、コメントありがとうございます!
    >体は老いても年ごとに知力が増大して鋭くなっていたのを
    >感じて居ました。
    >それがちょうど3室に私はネイタル天体が
    >オーバーロードしているのですが、
    >T土星が入室している間のことでした。
    >2年半で切り替えられてしまって残念でした。
    >もっと土星がN太陽の上にいてほしかったというほどに
    >楽しい時期でした。
    土星のトランジットが心地よい人はいますね。
    松村先生も著書「占星術研究会」で
    <私事ですが、太陽に対して、トランジットの土星が0、90、180度
    に入るとき、私はいつも、もっとも集中的で充実した時を
    過ごしていた経験があります。土星は特定の課題に対する
    徹底的な集中性を与えることも多く、一点の漏れもなく
    慎重に考えるチャンスを与えます>
    と書かれています。とはいうものの、他の天体との関わりによっては
    つらく働くことも多いです。
    どの程度、土星になじんでいるかにもよります。
    RINAさんは土星が好きなのだと思います。
    海王星が得意な人、木星が苦手な人もいますね。
    >もうすぐ私はN土星にT天王星がきますが、
    >土星とは価値観のような気がしていて、
    >しかも親と連動している気がしています。
    >最初のサタンリターンの時には、
    >親の価値観で私は自我が委縮しまくっていて、
    >性格改善に挑戦していたところでした。
    >N土星ーT天王星合は脱皮というイメージもわいてきますが
    >どうなることでしょうか。
    秩序や制限を司る土星が、
    「いやいや、これは基本中の基本でしょう!」と
    手放さない価値観を天王星はゴッソリ棄てさせます。
    不良化するかもしれませんが^^
    スッキリすると思います。
    あまり常識や一般論に捕らわれない人格を創るようです。
    >努力は死ぬ直前まで続けて、
    >能力は死ぬ直前が最高でいたいものだというのが、
    >どこかの教育論の本に書かれていたそうです。
    本当にそうですね。P・D・ウスペンスキーの「奇跡を求めて」
    に書かれていたグルジェフの
    <努力を恐れる必要はない。努力したために死ぬという
    危険性などたかがしれたものだ。無為、怠惰、あるいは
    努力に対する恐怖から死ぬことの方がよほど簡単なのだ>
    という言葉を思い出しました。

  • ☆UNOさん、コメントありがとうございます!
    先日は風雨の中、占星術講座に参加していただいて
    ありがとうございました!
    SGのフォローもありがとうございました^^
    >中でもHNは、自分では扱いなれていない分野だったので、
    >勉強になりました。HNの講座などありましたら、そちらも
    >受講してみたいです。
    ハーモニック、楽しいですよね。また企画します。
    >土星といえば! ワタクシ、蠍座なもので、今年の10月には
    >土星先生をお迎えすることになります。
    そうですか^^私も牡牛座1度にN太陽がありますので
    土星先生を迎えます。楽しみですね!
    >でも、「土」のエレメンツがひとつもない上に、N土星が「ノーアス」。
    >さらに、Nチャートで、MC近く(10ハウス)に海王星という、
    >「地に足をつける気がさらさらない」ようなタイプなので、この機会に
    >何としても「土星」的な要素を身につけておきたいと思っています。
    >「土星」の影響をよい形に昇華させるコツなんて、ありますか???
    達成感やキャリアに安住するタイプではないので、
    常に不安定かもしれないですね。
    専門分野でコツコツ実績を積み、自信につなげていくと
    良いと思います。

  • ☆mikiさん、コメントありがとうございます!
    先日は悪天候の中、占星術講座に参加していただいて
    ありがとうございました!
    >もう既に土星の影響かな?っ思うのは、
    >やたらお部屋を片付けては物を捨てたりしていて、
    >これから蠍に入る前の準備なのかなって思ったりしています。
    >ASC・土星で大変そうだなっていう方たちが多かったせいか、
    >コワイ反面、すず先生の土星の記事を読んで、
    >なんだか勇気が出てきました!☆
    持ち物を処分するなど生活をシンプルにしているのは
    土星を迎え入れる準備をしているのでしょうね。
    私自身は土星を怖がる必要はないと思っています。
    試練という形で現れても、土星の試練は多くの人が体験しますし、
    決して無駄にはなりません。
    >これからの将来に向けての一通過点として、
    >土星の世界にどっぷり浸って
    >その先につながる自分自身を見てみたいと思いました。
    >私の場合、海王星の影響も今すごく受けているので、
    >土星と海王星でどうなっちゃうんだろうーっても思いますが。笑
    夢と現実のギャップを感じたり、一筋縄ではいかない
    複雑な問題に関わったり、いろんな出方があります。
    けれども理想のビジョンにフォーカスして
    少しずつ現実を変えていくという作用もあります。
    >それにしても星は深いですね。
    >遠く遠く離れたところから送ってくれる星たちの輝きを、
    >私も大切に受け止めていきたいなって思いました。
    akiさんが受け止めたメッセージをまたシェアしてくださいね。
    私もシェアしていきたいと思います。
    今後ともよろしくお願いします^^

  • すずさんこんにちは!
    土星の弱さ儚さは生きることそのものですね。
    リズ・グリーンさんの土星の心理占星学を自分のところだけですが、読みました。本当にそうだな、と思います。とても恐れていますね。
    形式をはみ出たものへの恐れはさまざまです。未熟さを恐れ、抑圧された自己との葛藤に苦しみ、自然や時代の流などの超然的な力への恐れと防御。いろんなものに怯え、それゆえの行動を起こしていきます。
    でもそれを経験し乗り越えた人は、痛みや失敗から学び、同じ経験を経ている人への労りや共感を覚え、経験の積み重ねが増せば増すほど広がりのある慈愛と温かみのある見守る忍耐を感じます。私も昔はそうだったと。
    そしてそれは人とのつながりとわかちあいを常に感じる心に変わるのではないか、と思います。
    私はまだまだ途中で、先人達が通ってきた大変さを身を通して経験していません。いつか親や伴侶を見送るかもしれません。当然起こることですが、その当たり前のことの痛みはとても辛く苦しいはずなのに、みんな乗り越えていきます。時間も後押しをしてくれるでしょう。でもやっぱりすごいな、と私には頼もしく見えるのです。(もちろんすずさんもですよ!)
    当たり前を生きていることは当たり前という言葉でくくっていいのかな、とつくづく思います。

  • ☆キョウコさん、コメントありがとうございます!
    いつも心に届く言葉にしてくださってありがとうございます。
    >形式をはみ出たものへの恐れはさまざまです。
    >未熟さを恐れ、抑圧された自己との葛藤に苦しみ、
    >自然や時代の流などの超然的な力への恐れと防御。
    >い ろんなものに怯え、それゆえの行動を起こしていきます。
    >でもそれを経験し乗り越えた人は、
    >痛みや失敗から学び、
    >同じ経験を経ている人への労りや共感を覚え、
    >経験の積み重ねが増せば増すほど
    >広がりのある 慈愛と温かみのある
    >見守る忍耐を感じます。
    >私も昔はそうだったと。
    >そしてそれは人とのつながりとわかちあいを
    >常に感じる心に変わるのではないか、と思います。
    土星の進化形は、仏教でいうところの
    <菩薩>になるのでは、と最近思うようになりました。
    お地蔵様の種類だけ人の世には苦しみ、悲しみがあるように
    思ったのです。地蔵菩薩は苦しみを肩代わりしてくれる存在です。
    人間はおいそれと誰かの苦しみを肩代わりすることは
    できないですが、共感し、分かち合うことはできるのだと思います。
    >当たり前を生きていることは当たり前という言葉でくくっていいのかな、>とつくづく思います。
    当たり前のことなど、何一つないですが、
    つい失念してしまいますよね。
    忘れずにいたいと思います

  • すずさんお返事ありがとうございます!
    土星の進化形が菩薩様って素敵ですね。
    お地蔵様には作った人の想いと、道行く手を合わせる人々の悲痛な願いやお陰様でという気持ちなどさまざまな形の心が託されていますね。そうやって想いの片端をお地蔵様に持ってもらうことでどれだけ心が楽になることか知れません。
    おっしゃる通り肩代わりは人の身ではおいそれとは出来ませんが、居るだけで誰かの心が軽くなるような有り様であるというのはかけがえのない存在ですよね。
    そんな風に自分の中の土星が進化できるといいな、と思います。

  • あけましておめでとうございます。
    先日は鑑定いただきありがとうございました。
    年末に土星が蠍座を抜けたところで、「土星回帰」を検索してこの記事を発見いたしました。
    私個人の土星回帰ではありませんが、前回の蠍座土星時代と今回の時期を振り返ってみました。「あの時代の土星回帰」です。
    私は蠍座N海王星と水瓶座N土星がスクエアで、蠍座土星はこれに重なります。ほぼ30年たってもこの重なりは同様に何か同様の影響があると考えられます。
    前回の蠍座土星時代では娘を出産し、、「この子ができたせいで人生メチャクチャになった」という思いで、喜ばしいというより私は子供の誕生をとても疎ましく思っていました。
    今回の蠍座土星はちょうどその土星が回帰しているという状態で、ご相談いただいていた諸事情もまさにその再帰再現かと思うような出来事の連続で、これに天秤座N月、MCのT冥王星のカーディナルクロスの影響かトラブルもパワーアップした感がありました。
    私個人の人生からするとまたか!という思いで一杯でしたが、前回と今回で180度転換した事がひとつだけあります。それは娘への思いで、あんなに人生をさまたげる存在かのように思っていたものが、今は娘が元気で生きている、その存在自体が一番の幸せとなっているという事です。あの時は私の人生を闇にしたと思っていた子供が、今は私の人生の希望となっています。土星一周してまた同じ不幸が・・、と思っていたのですが、回帰しても同じではなく、よく考えてみると以前は持っていなかった喜びや希望をちゃんと増やしていた事がわかりました。
    土星回帰を経験するほど、人間は見えないポケットに財産を増やしているのかもしれません。それを持って次回の回帰に臨めば土星回帰も豊かな人生のチャンスになるのだろうと思います。

  • ☆nopさん、コメントありがとうございます!
    あけましておめでとうございます!
    先日はありがとうございました。
    >私は蠍座N海王星と水瓶座N土星がスクエアで、
    >蠍座土星はこれに重なります。
    >ほぼ30年たってもこの重なりは
    >同様に何か同様の影響があると考えられます。
    今、直面している状況と
    過去の状況とどのように似ているか。
    そのことを検証するのに
    占星術はとても役に立ちます。
    一方で状況は似ているけれど同じではない、
    という認識も必要です。
    >前回と今回で180度転換した事がひとつだけあります。
    >それは娘への思いで、あんなに人生をさまたげる存在かのように
    >思っていたものが、今は娘が元気で生きている、
    >その存在自体が一番の幸せとなっているという事です。
    素晴らしいですね!シェアしてくださってありがとうございます。
    >土星一周してまた同じ不幸が・・、と思っていたのですが
    >回帰しても同じではなく、よく考えてみると
    >以前は持っていなかった喜びや希望を
    >ちゃんと増やしていた事がわかりました。
    >土星回帰を経験するほど、
    >人間は見えないポケットに財産を増やしているのかもしれません。
    >それを持って次回の回帰に臨めば
    >土星回帰も豊かな人生のチャンスになるのだろうと思います。
    本当にその通りだと思います。
    見えないポケットを豊かにした人は
    二回目の土星回帰から、生き直し、学び直しをして
    まるで赤ちゃんのような純粋さや
    生命力を感じさせます。

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