一昨日、SG学習会に参加しました。
SG学習会(スターゲイザー学習会)は
占星術ソフトstargazerを使った占星術の
お勉強会です。
年配の方も大勢参加されていて、
私もがんばろう!とやる気をもらいました。
それで、今回新たに開発された機能が
ちょっとスゴイんです。
その名も「レクティファイ時期表」。
レクティファイとは出生時間がわからない場合、
複数の出来事から出生時間を推定する技法です。
これってすっごく大変な作業なんです。
この作業をラクに、そして信頼できるデータを提示してくれるのが
この「レクティファイ時期表」機能なのです。
日本は正確な出生時間を明記する習慣のない国ですから
占星術を行う上で大きな助けになります。
簡単に紹介します。
①準備として、本人にとって印象の強いイベントを4件以上、用意します。
(結婚、引越し、親の死など。悲しい出来事の方が印象に残る傾向)
②プログレスの月を使った(P月ーN天体)のレクティファイ時期表を出力します。
(時期表設定ではN月とASC、MCは省いておく)
③時期表を見ながらexcelシートに記入する。
時期表の範囲で「1」を記入。
(yamanakaさんはP月に対して「1」点をつけておられますが
ここは占者のさじ加減で変更してもかまわないそうです)
イベントにとって関連の深い天体(たとえば死と土星など)に対するアスペクトは
「1,5」点をつける(ここも任意で変更可)
重なる部分は「1」+「1,5」=「2.5」のようにする。
この作業が地道に大変で(汗)
出生時間がまったくわからない場合だと、
なんと1440分ぶんを記入することになります!
ここで高得点をとった時間帯を絞り込みます。
④特定した時間帯で、レクティファイ時期表を出力します。
次はプログレスのアングル(MC,ASC)に対するアスペクトをチェックします。
時期表の範囲に「100」を記入
関連の深い天体とのアスペクトは「150」を記入。(この辺もさじ加減で変更可)
重なる部分は「5」+「100」=「105」のように足す。
⑤高得点を出した時刻を特定します。
最後にイベントのソーラーリターンを確認します。
回帰図のASCがアスペクトを取るかチェックします。
以上です。
結果が出てもあくまで推定時刻ですが、こうやって明確な数字で出るのは説得力があります。
従来の方法でレクティファイしたものを、この方法で検証するのも良いかもしれません。
当日のお題の一つ、米国です。yamanakaさんが学習会用にレクティファイされたものです。
12時47分に310点という高得点が出ました。
6時43分も310点が出たのですが、早朝であるため
お昼の方を採用、ということになりました。
興味のある方はぜひ、試してみてください。
目次
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちは☆スターゲイザーってこんなことまで出来るのですね!そろそろ購入しようかと思っていたところなので、参考にさせてもらいました。
1月末の試験、合格しました。すず先生に励ましていただいたのが支えになりましたよ♪ありがとうございます。
占星術も独学に限界を感じ、カルチャースクールですが、習いに行き始めました。やっぱり生きた言葉で知識を教えていただくのは、理解が違いますし視点も広がりますね~。講座の前はウキウキします。
☆ぴょんさん、コメントありがとうございます!
試験合格されたのですね!
素晴らしいです!おめでとうございます!
講座、楽しいですよねー☆私もずっと独学だったのですが
P新月のときあたりから講座に参加するようになって
講座や勉強会が大好きになりました。
お友達も出来ますよー
占星術といってもみんな好きな分野が違っていたりするので
刺激になるし楽しいですよね☆
すごい。一分刻みで出るのですね。
この機能はダウンロードすればいいんでしょうか?
自分の出生時間がいまひとつしっくり来なくて(母親から言われた時間と母子手帳の記載時間に1時間ほどのズレがあり、どっちだか確信がもてない)、気になっていました。
進化してるんですね~。
☆rosemaryさん、コメントありがとうございます!
出生時刻ですが、グレーゾーンが1時、2時間ということであれば
ラクだと思います。まったく不明だと大変ですが(汗)
P月、Pアングルだけでなく、他のディレクションもチェックするのも
いいかもしれませんね。
レクティファイ時期表機能ですが、
私は学習会でデータをゲットしましたが
まだStargaizerのページでは
紹介されていないようです。
SG学習会を主催されているyamanakaさんに
問い合わせてみてください。
http://homepage1.nifty.com/yy/SG/